
広島大学医学部疎開之地
記念碑建立
医学部の前身である広島県立医学専門学校は、1945(昭和20)年8月5日に行われた開校式の直後、広島県安芸高田市の浄土真宗高林坊にその日のうちに疎開を完了したことで、ほぼ全員が原爆の被災を免れました。この出来事を起点として、広島大学医学部は今日まで歩みを続けてきました。2025(令和7)年に医学部創立80周年を迎える節目に際し、高林坊へ記念碑を建立し、2024(令和6)年10月14日に除幕式を行いました。記念碑には、広島県立医学専門学校第1回卒業生の赤松和彦氏による絵をもとに、昭和20年8月高林坊寺院本堂「空腹と葛藤しながら受ける授業」の陶板を埋め込み、医学部の歴史と高林坊とのゆかりを碑文に記しました。




